国民が何ヵ月間も躊躇してきた来たるソンクラーン祭りへの消費感情は活発になると予想されている。
急速に復興している観光業に牽引され、国の経済も回復の兆しを見せている。
タイ商工会議所大学(UTCC)が実施した最新の調査によると、ソンクラン祭り期間中の支出は、2022 年の 1,070 億バーツから、1,070 億バーツから 17.3% 増加して 1,250 億バーツになると予想されている。
「バレンタインデー以降、経済活動が比較的鈍化していることが懸念されており、一部のグループにおいては洪水や不利な輸出状況の影響を受けている。 これらの要因により、国民はすすんで消費活動を行わなかった」と UTCC の校長、タナヴァス氏は語った。
「国民は世界経済の不確実性と輸出の減速を案じており、依然として支出に慎重であるものの、
今年のソンクラーンは通年より活発になると予想されている。国民の支出は長期間滞り続けており、ほとんどの人は、観光業の回復とともに国の経済も回復していると見込んでいる。
国民は新政府がタイの経済を復活させ、政治の腐敗が減ることを望んでいる。
また 5月に予定されている選挙では、大多数が新政府の誕生とタイ経済の改善に向けた問題の解決を望んでいるため、国民は熱心に投票権を行使することが予想される。
調査の回答によると、今年はほとんどの人がソンクラン祭りを祝うが、商品やサービスは依然として高価であるため、費用についての不安があり、またソンクラーン旅行中の交通事故や交通渋滞は依然問題が生じやすいことを案じている。
また国民は、政府機関が旅行を支援する計画を準備し、商品やサービスの高価格を制御して、トレーダー達が利益を得るのを防ぐことを望んでいる。」
と同氏は追加した。
この調査では、ソンクラーン フェスティバル中に国民が計画している活動上位ランキング3大アクティビティは、徳を積む、水かけ活動、主に両親、パートナーまた親戚と集まり豪華な食事を食べることだということが明らかになった。