深刻なヘイズによる大気汚染は、チェンマイの住民に健康被害を被らせただけではなく、観光にも打撃を与えている。
関係者は政府に対し、この問題に対処するための長期的な対策を講じるよう求めており、これには議会での審議が保留されている「クリーン エアー」法案の通過への要求も含まれる。
チェンマイを含むタイの北部県を蝕むPM2.5汚染は、住民は来たる5月14日の総選挙後に発足する新政府が、主に焼畑農業と人工林によって引き起こされるこの問題に積極的に取り組むことに希望を抱いている。
3月以来、タイ北部県の PM2.5また悪化する AQI は世界最悪の大気汚染のトップにランクインされている。
或る日は、PM2.5レベルが 1 立方メートルあたり800~900マイクログラム (µg/m³) を超え、世界保健機関により設定された標準レベルの 50 µg/m³ を超えた。これにより当局は、悪化する大気汚染の影響を回避し、ヘイズ危機の影響を受けた地域への支援を強化するために、住民に在宅勤務を促した。
また、今年4 月13~16 日のソンクラン休暇中にチェンマイ空港に到着した観光客はヘイズによる大気汚染を危惧したのか 41,254 人に留まった。その内30,918 人が国内旅行者で、残りは海外からの到着者となっている。